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岡山県総社市清音軽部 2階建木造住宅改修 うけつぐ家 vol.6
2019.01.29
みなさん、こんにちは。株式会社木ままの練尾です。
寒いですね。毎回同じ書き出しですみません。でも寒いです。先週まだ雪が降らないですねと書いたばかりですがついに降りましたね。土曜日は本当に寒かったです。そんな寒い中陽だまりの家見学会にお越し下さいました皆様、有難うございました。
今日は武縄の誕生日です。木ままではスタッフの誕生日にはケーキでお祝いするのが習慣です。本日も美味しいケーキと共にお祝いしました。
祝40歳。
武縄さん、お誕生日おめでとうございます。
40歳代にようこそ(笑)。とても頑張り屋さんの武縄さんですが、年齢と共にどうしても体力は衰えます。人間ですので皆同じですが、その代わりに積んだ経験と知恵を駆使して体調に気を付けてこれからも木ままを支えて下さい。頼りにしてます。
所在地:岡山県総社市清音軽部
工事内容:2階建木造住宅改修
記載日:2019年1月29日
記載者:株式会社木まま 練尾
さて、今日は総社市清音で進行中のうけつぐ家のご紹介です。
内部の様子です。
断熱材が入りました。これから床のフローリングを貼っていきます。
外部はモルタルを塗り始めました。
こちら側は防水シートの上にラス網を貼って1回モルタルを塗った所です。このラス網が結構ごつくて良く手を切ります。ラス網を貼っているそばを通った時に引っかけて服を破いてしまったり。そういえば先日ダウンジャケットを引っかけて破いて中の羽根が舞い出てしまった時にはちょっと泣きたくなりました。網目を作っている1本1本が針金の様に丸では無く平べったい断面をしていて更にそれがナナメに立って網目が作られている感じです。子供の頃、折り紙を折りたたんで左右交互にハサミを入れてから広げてびゃーと引っ張って天の川を作ったりしましたが、そんな感じの網になっています。写真が無いと全然分からないですよね。すみません。とにかくそのナナメに立った網目がポイントでモルタルがしっかり絡んで丈夫な壁を作ります。
こちらは2階部分ですが、写真中央の付柱から右側がラス網を貼った後1回モルタルを塗った状態です。左側はその上にグラスファイバーネットを貼りつつ重ねてモルタルを塗った所です。ネットを塗り込んでいく感じです。よーく見ると薄っすら網目模様が残っていますね。リシンのような骨材の吹付仕上の場合は下地のモルタルに薄っすら網目が残る位では仕上りには影響は出ません。仕上の塗装がもっと薄い材料や骨材が微細な場合は、更にモルタルを重ねて網目模様が全く残らないように押えて仕上げるなど仕上塗装材によって多少モルタル表面の状態を調整します。ラス網とグラスファイバーネットをモルタルと交互に塗り込めて行く事で割れにくいモルタル塗りになります。ちなみに緑色の縁取りは養生のマスキングテープです。最近では可愛い柄のマステも有りますし、むしろ文具として認識されている方も多いようで、現場で使用しているのを見て驚かれる方もいらっしゃいますが、元々は建築現場で使われる養生材です。どっちかというとこちらが本来の使い方ですね。周囲の木部を汚さない為とモルタル塗りの厚みの目安にもなります。
では今日はこの辺で失礼します。
インフルエンザが猛威を振るっているようです。ご自愛くださいませ。