スタッフブログ
岡山県総社市門田 のびのびの家vol.2
2019.03.15
みなさんこんにちは。㈱木ままの川上です。
最近友達に出産祝いで頂いた本を読んでいます。珍しく本を読んでいます。仕事をして夕方家に帰り、イクメンを発揮して寝るまでの間に「10年後の仕事図鑑」という本を読んでいます。まぁ泣き出したらあやすの繰り返しであんまり進まないのですが。。。
元ライブドアの社長ホリエモンこと、堀江貴文さんと落合陽一さんの共同著書なのですが、AIによって支配されていく世の中で現代の仕事の有り方について書かれている本です。少子高齢化が深刻なスピードで進んでいる昨今、外国人労働者の受け入れに関する法律が議論され、業種は限られますが法的に認可され日本で働く事が可能になりました。日本人労働者に求められるローカルルールが日本の労働社会にはあり、特に年老いた人々には顕著にその傾向があると思っています。それに対応できるのか、ジャパンクオリティに対応できるのか等気になるところはいっぱいありますが、日本人が仕事に対する求める要求が高過ぎ、それが当たり前になっていることが問題なのかもしれませんが。少し、脱線しました。本の話に戻ります。
単純な仕事は機械に代替され、AIの得意な物事の調整や過去の事例を基に判断する仕事は人のする仕事でなくなっていくそうです。AIによって奪われる仕事は今は単純に機械がするより人がする方が安価な為、人間の労働として経営者が労働者を雇い従事させていますが、そのうち機械にさせる方が安価になれば直ぐに変わっていくと思います。その中で、現場監督という職種もAI+少しの人によって代替されると予想されているそうです。すなわち人手不足の現場監督も機械の導入によってそんなに人数がいらなくなるということで、ネガティブに捉えるのではなくキツイ、汚い、かっこ悪いの設計側(経営者側、発注者側)と職方に挟まれる永遠の中間管理職の仕事も機械ができる仕事は機械にさせて、考えるという仕事を人がしていけばいいのかなと思っております。人が人である所以は指が5本ある手を使って生活しているからだそうです。機械にはまだ腕はあっても5本の指を器用に使いこなせないからまだ人の方が優れているんだそうで、2045年には機械が人を抜いていくそうです。人間が機械を作るのだから、人間が支配されるようには作らないでしょが。機械との共存が今後の課題で新たに作り出される仕事もあるので変化にスピード感を持って対応していくことが大切なんだと思いました。
最後に、千と千尋の神隠しのある一説が引用されていました。「湯婆婆は相手の名前を奪って支配するんだ。いつもは千でいて、本当の名前をしっかり隠しておくんだよ。」
この一文が今思うとすごい一文だなって感じました。ジブリは深いですわぁ。日本では会社からお金をもらって仕事として研究したり開発するから、研究の成果や開発の成果は会社に帰属する。その為、会社を辞めるとただの一般人で成果はついてこない。日本社会では、営業マンも顧客を抱えているが、会社を辞めると取引先はついてこない。前の会社でも初めに言われましたが、会社に所属する限りは会社の前という傘によって様々な事から守られているんだよ。だから、会社を辞めて外に出るということは今まで守られていたが守られなくなるんだと。いろんな体験がこの一文を文字として読んで思い浮かびました。会社に支配されるな。会社に属していても自分を持てということなのでしょう。非常に長くなりました。また読み終わったら感想を書かせて頂きます。興味のある方は是非。パソコンができ、携帯が出来、スマートフォンができ劇的に変化していっている世の中将来が不安な方は一度読んでみて下さいね。
所在地:岡山県総社市門田
建築内容:2階建て住宅建築
記載者:株式会社木まま 川上
記載日:2019年3月15日
さて、今日はのびのびの家のご紹介です。
前回紹介させて頂いたときは基礎工事の途中でした。現在は基礎工事が完了し、土台敷きの準備をしている最中です。明日から土台を敷いていきます。
基礎工事完了の現況です。南側の広いテラスが印象的です。玄関から南側一面ずっとテラスがあります。約1.8mある為、洗濯物を干したり、テラスでバーベキューをしたりいろんなことができます。木ままは軒が深く、このテラスも下屋が伸びて屋根付の空間になる為使い勝手は抜群の空間になります。夏の日差しは遮り、冬の日差しは取り入れる。何度も聞いたことのあるこのフレーズ。日本の建物にとってはとっても大切な事です。我が家も軒は深く出したいですね。
基礎の天端から出ているボルトはアンカーボルトと呼ばれ、基礎と土台を繋ぐ大切なボルトです。地震が起きた際の引き抜け防止で2階建てですと何本か太くて長いボルトがでています。それはホールダウンアンカーボルトで大事な柱の横に基礎の中からでてきています。力のかかり方は柱によって異なり特に力のかかる柱にはホールダウン用の金物で固定します。基礎の内からいろいろ考えて施工を進めております。構造は命を守る為に欠かせないポイントなので、ポイントを押さえて施工を進めていきます。
22日は棟上げです。明日から土台を敷いて当日に備えます。また上棟時の様子は報告させて頂きますね。
それではまた来週。