スタッフブログ
脱ノスタルジー。
2019.05.27
年々夏に対する免疫が薄くなっている感じがします。
どうやって夏を乗り越えたのかさえ、1年経つと忘れてしまいます。
昨日でいえば水分補給のタイミングを逃し、
脱水症状っぽい症状になる始末。
先が思いやられます。
昔は夏が好きだったのですが・・・
そんな中、昨日と今日おこなった見学会の場に、久しぶりに足を運びました。
暑い中にもかかわらず、
ご来場いただきありがとうございました。
ある意味僕も“ いち見学者 ” 的な感じで建物を見て回りました。
色んな良いところを見つつも
やはり玄関を開けてすぐの風景を見てしまいます。
線路が見え、田んぼが見え、山が見え・・・
建物の中から見える風景は、どこか切り取られたような、
その家だけが持つ特別な風景となります。
夏が近づくにつれ、田んぼも緑色に変化し
夜はカエルの鳴き声が聞こえてくるような、
いわゆる昔ながらの夏を感じ取ることができます。
どこまでも続いてそうです・・・
僕の家の裏側も昔は田んぼで、
夏の夜はカエルの鳴き声が聞こえていました。
小学生の頃、家の塀をのぼり水の張った田んぼをのぞいてみると
水路から大きなコイが紛れ込んでいるのを見ました。
いるはずのない場所に期間限定で現れる大きなコイを見つけた時は
とてもうれしい気持ちになったのを覚えています。
それが今では田んぼもアパートに変わり、
聞こえてくるのは残念ながら夏の風物詩ではなく、
車やバイクの騒音、
見える物は積み重なったタイヤや、ぼろぼろの自転車など。
昔がよかった・・・
とあまり思わないようにしているのですが、
時折こんな風に思い出に浸ってしまう時があります。
歳のせいでしょうか。
ノスタルジーは淡く甘いせいか、いくらでも浸れます・・・
書店でこんな本を偶然見つけましたが、なんという病。
色んな本がありますね・・・
桝江でした。。