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無意識に惹かれる形。

2019.09.02

8月が終わり9月に入りました。

ここ最近妙に静かだと思うと、セミの鳴き声が聞こえなくなりましたね。

もうずいぶん前からですか?

僕は何となく今日それに気づきました。

 

ここ最近パッとしない天気が続きますが、

猛暑の頃からすれば、過ごしやすくはなりました。

スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、これから色んな秋が訪れます。
リフレッシュできる休日をつくり、夏に溜まった疲れはここでリセットしたいものです。

 

*みなさんは無意識のうちに惹かれる物って何かありますか?

 

僕は昨日、あらためて無意識に惹かれる形というものを再認識しました。

これはネットで拾ったパックンチョの写真です。

小さい頃によく食べました。

イチゴ味なんかは特に好きでしたね。まだあるのでしょうか。

この丸みがあるにもかかわらず、底面は平らでペタっと置けるこの形に

何故か惹かれてしまいます。

 

6~7年前、島根県に行った時に

とあるアトリエでみつけた置物があります。

数ある木工作品の中から手に取ったものも、やはりパックンチョの形でした。

 

昨日、現在工事進行中のお客様と、

お客様のお知り合いで陶芸家の芝 眞路(シバ シンジ)さんという方のアトリエにお邪魔しました。

アトリエは赤磐市にあります。

工事が完成したらインテリアとして置きたい物があるのでよかったらご一緒に・・・

とお声をいただき、僕もどんな物か一目見てみたかったので同行させていただきました。

アトリエは2階建ての一軒家。

お客様が呼んだあと、玄関から眼鏡をかけ、アゴひげを生やしたお知り合いの芝さんが出てこられました。

とても気さくな方で、中に入るなりさっそく作品の並ぶ2階へと案内されました。

1000以上はあるであろう作品がいろんな部屋に分けられています。

高価そうな物がいくつもゴロンと無造作に床に転がっているあたりが、凄みを感じるというか何というか。

そんな芝さんの作品を一部ご紹介。

ジブリを思わせる作品の数々。

見るうちに何か惹きつけられる不思議な感覚を覚えます。

 

そしてここでもやはり・・・

ありますね、奥に。

 

球体が作り出す曖昧な影の表現に惹かれるのでしょうか・・・

 

いけません、今度はおはぎに見えてきました。

 

実はこの焼き物、一輪挿しです。

壁に釘を打ち、それに掛けて使う物で、

ちゃんと掛けれる穴もあり水を入れる口もあります。

大きさは手のひらサイズで置物としても十分に存在感があります。

1つ購入したので、実際に使っている写真をまた載せたいと思います。

 

芝さんの作品は日本の伝統と現代アートの融合という感じがしました。

きっと今の住宅に良いアクセントをもたらすと思います。

まだまだお見せしたい作品もありますが、

個展もやられるそうなので情報をまた記載させていただこうと思います。

ご興味のある方はぜひ・・・

 

作品を一通り見せていただいた後は、ちょうどお昼時となり

芝さんの手料理が振舞われました。

テーブルの向こうに見える鉄板の上でお好み焼きと青唐辛子の入ったチヂミ、

どれも絶品。おまけに食後のコーヒーまで。

仕事中なのに休日のような不思議なひと時となりました。

こういうのもたまには良いですね。

K様、貴重な時間をありがとうございました。

 

 

桝江でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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