スタッフブログ
岡山県岡山市北区 ひらけた家vol.4
2019.11.02
みなさんおはようございます。㈱木ままの川上です。
首里城燃えてしまいましたね。見に行っておけばよかったと無くなってしまってから後悔している今日この頃。
早速、復旧に向けた議論がなされていますが、材料が無い、職人が居ないと問題山積みのようです。
寺社仏閣にはとても太い丸太で柱を作っていきますが、もう材料が無く日本のみならず外国からも探してこないと集まらないようです。
前回の復元作業の際は台湾から交渉を重ねてなんとか材料を手に入れてきたようです。今回は更に大きな難題が待ち構えていることは容易に
想像が付きます。
そして、職人不足。建設業全体の問題ですが人手不足に拍車がかかっている今日この頃。そして、寺社仏閣関連を扱える職人さんは更に居なくなっています。
漆喰を塗れる職人や瓦を扱える1992年からの比べて半減しているそうです。成り手が増えなくて、高齢化に伴い引退する人は年々増えている状況です。
効率化を進める事で多少はカバーできるかもしれませんが、なりたいと思う人が増えない限りこの問題は解決されず今後の最重要課題と言っても過言では無いと
思います。多種多様の職業がある中で敢えて3Kと呼ばれる仕事に就こうと思う人はそう居ないのもわかります。
技術に対しての対価を支払わなければ手取りが増えず、成り手も夢を見られずに増えないのかなと自分は思います。
難しい事ができる人には周りの人より対価が高くないと成り立たない世の中に戻して行かなければいけないのかと。
メーカーさんの仕事は誰にでも出来る様にしていて早く効率良く提供できる仕様になっています。木ままはそうではないんですよ。手仕事の良さを感じて頂ける
家づくりができるように現場も頑張っていきます。
長くなりましたが、そろそろ本題へ。
建築場所:岡山市北区
建築内容:平屋住宅建築
記載者:株式会社 木まま 川上
記載日:20119年11月2日
さて、今日はひらけた家のご紹介です。
大工さんの造作工事も進んでおり、外部の仕上げ工事も無事終わりを迎えています。
田んぼの中に建つ家で、平屋の住宅となっております。年内にお引渡し出来る様に仕事を進めさせて頂いております。
外部の様子です。モルタル面は吹付をして仕上げていき、木の板が見えている箇所は板を貼って仕上げていきます。もうじき足場も取れ、外は外構工事へと移っていきます。
内部も枠を付け終わりリビング周りを残すところとなっております。大工さんが終われば次は仕上げ工事へと移っていきます。
LDK には拘られており、造作で作る家具も多々あり完成が非常に楽しみな物件です。
最近は寒くなってきておりますが、みなさん風邪を引かれないようにお気を付け下さい。
それではまた来週。