木ままのこだわり
家づくりは、住まう人が
「きまま」に暮らすためのスタートです。
のきいえ
多様な気候でも快適にすごせる「のきいえ」
日本古来の家には、深い軒があります。軒を張り出すことで雨や風、紫外線から建物の劣化を防ぎ、四季折々の気候に寄り添う快適な暮らしを生みだしてきました。住まいを美しく際立たたせる軒には、優れた先人の知恵と技が込められています。
年々暑さが厳しくなる日本の夏にも、軒の深さが良い効果を与えます。強い日差しをさえぎることで室内を涼しく保ち、蒸し暑い梅雨の日も雨が吹き込むことなく、窓を開けて風を通すことができます。日射角度が低い冬の日差しはしっかりと取り込み、軒下や室内に陽だまりの暖かさを届けます。
さらに、深い軒下は内と外をつなぐ場としてさまざまな使い方ができます。物干し場や庭仕事の作業場はもちろん、家族の団らんや人々が集う「たまり場」としての楽しみ方も。軒下は、生活の便利さや豊かさを広げてくれる空間でもあります。
木ままでは、長く暮らしやすい住まいのため、軒のある家「のきいえ」をご提案いたします。
「のきいえ」詳細つながる住まい
つながりを住まいというカタチに
設計をする上で大切にしているのは、生活空間の中に「つながり」をつくること。お客様の生活に合う視点を取り入れ、暮らしを楽にする家事動線や光の広がり、空気の流れ、目線の抜けをコントロールした快適な空間をデザインしています。
窓越しに見える庭の緑や空、差し込む光と風。自然がもたらす心地よさも、魅力ある家づくりには欠かせません。内と外を巧みにつなげることで、家の中にさらなる広がりと開放感をつくり出しています。
空間のつながりは、人のつながりでもあります。
親子のつながり、夫婦のつながり、友達とのつながり。一緒に過ごす団らんの空間と、ひとりの時間に還るプライベートな空間。人との関わりと距離感のバランスを大事にしながら、みんなの「心地よい居場所」を緩やかにつなぐことが、設計の大きなテーマとなっています。
木ままは、つながりを住まいというカタチにいたします。
トータルコーディネート
デザイン面だけでなく、コスト面でもバランスを
木ままは、建物だけではなく家具やインテリア、外構、植栽までトータルでコーディネートいたします。
家づくりは、住む人に合う暮らしやすさを実現すること。そのためには、先の暮らしまで見据えた家具選びが重要です。
とはいえ、「家具は住む人が自由に選ぶ」となると、いざ選ぶ時には何を買えばいいのか迷ってしまう、選んだ家具のサイズやデザインが内装とマッチしない、といった事態に陥りがちです。空間に合わせて家具を選ぶのではなく、家具やインテリアも含めた「生活の空間」を考えることが重要なのです。
また、「外構は住居が完成してから」と考えていると、建物に予算を使ってしまい外構に費用を掛けられなくなることも。その結果、こだわりが十分に発揮できず、憧れの庭づくりをあきらめてしまうことにもなりがちです。
木ままでは、プランニングの段階から家に関わるすべてのバランスを考え、空間と調和する造作家具やオーダーキッチン、外構デザインまで手掛けています。
予算についても、ファーストプランや概算見積りの段階で家にかかるすべての費用を提示しています。デザイン面だけでなく、コスト面でもバランスのとれた住まいづくりが実現できます。
自然素材を取り入れる
安心安全で飽きのこない素材
木や漆喰などの自然素材は、時とともに深まる風合いや肌触り、建材としての機能性などたくさんの魅力があります。木ままは、安心・安全で飽きのこない素材にこだわり、自然の風合いを楽しめる住まいを提案いたします。
木のある暮らし
木のある空間は、それだけで心地よい安らぎを与えてくれます。木ままは、自社で木材を大量に仕入れることで、コストを抑えながら木にこだわった家づくりを叶えます。
木は種類によって特徴もさまざま。イメージや用途に合う樹種を使い分け、自然の風合いを活かすことで経年変化を楽しめます。床には裸足で歩きたくなる心地よい無垢材を、天井には美しいスギやヒノキなどを使い、室内に居ても自然の清々しさや温もりを感じられる住まいに。職人が手掛ける格子や木の建具、木製キッチンなど、手仕事による造形美が家の個性へと生まれ変わります。
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漆喰/珪藻土
漆喰は防カビ性能、珪藻土は調湿性能が高く、自然の浄化作用により住まいを快適に保ちます。仕上げ方ひとつでさまざまな味わいが楽しめる壁材です。木ままでは、オリジナルの漆喰を取り扱っています。
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石
長い年月をかけてつくり出された質感や色、自然の描く模様が魅力的。上質なアクセントとして空間に深みと安心感を与えます。石によっては調湿性能を持ち、室内環境を快適に保つ効果も。大理石や溶岩石などを床材や外構に使用しています。
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タイル
土の質感が残るデザインや天然木に合う色など、長く飽きのこないデザインを中心に取り扱っています。キッチンや洗面台などをセンスよくアレンジでき、空間にさりげない彩りを与えます。
大工目線
お客さまのイメージを大工が直接カタチに
木ままの家は、確かな経験と技術、ものづくりへの情熱を持つ大工職人によってつくられています。打合せでは、お客様のイメージを大工職人が直接聞いてカタチにするので、想いがそのまま家づくりに反映されます。
例えば、伝統工法を活かした格子は目線や空気の流れをコントロールし、住まいに風格と個性を演出します。造作キッチンはサイズから引き出しの配置、取っ手のデザインに至るまで使いやすさと美しさを追求し、納得いくまで調整して仕上げます。
職人の手仕事から生まれる「用の美」は、構造や緻密な収まり具合といった目には留まらない部分まで、丁寧な仕事ぶりが現れます。職人の技とこだわりも、住み心地の良さにつながっています。