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枯れて凋んで己を守る
2023.02.23
こんにちは。株式会社木ままの竹田です。
2月23日。天皇誕生日。祝日です。
日差しが戻ってきたので、外はポカポカ温かいです。
今日は、お出かけしている人も多いのではないでしょうか?
もう春は訪れている。と思うんですが、
木ままの庭に春に似つかわしくない様子のものが。。。
アプローチに植えられているコナラの木です。
11月の落葉の頃からずーっと枯葉を付けてそのまま。
他の落葉樹はすっかり葉っぱが落ちて後は芽吹きを待つばかりなんですが、コナラだけは様子が違います。
どれも4m以上あるので、なかなかの存在感で晩秋の雰囲気をたたえています。
コナラってそういう木なのかなっと思ってネット検索。。。
出てきました!
この枯れた葉っぱが落葉しないで樹にとどまる性質を「枯凋性~こちょうせい~」というそうです。
クヌギやカシワなどにもみられる性質で、枯葉を付けたままにすることによって、
さまざまな事象から身を守ることが出来るとのこと。
冬の強い寒風や雪、海の近くでは塩分、また春先に出た新芽を動物たちから守ることもできるようです。
ホントだ!葉っぱで気が付かなかったけど、ちゃんと出てます!新芽!!
守っているんですね。この枯れて凋(しぼ)んだ葉っぱ達が。