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眺めのいい家in玉島 vol.5
2016.06.16
建築現場にとって工事の進まない、悩ましい梅雨の季節となりました。
そんな雨の中、「眺めのいい家」では地盤補強工事・基礎工事が進んでいます。
雨の合間を縫ってなんとか作業を進めていますが、
実は、地盤補強工事・基礎工事では雨が降ることはマイナスばかりではないんです。
今回「眺めのいい家」で採用された地盤補強は表層改良という施工方法で、
もともとある土にセメントを混ぜて地盤を固めるという工法です。
セメントは水分に反応して固まるので、雨に濡れて水分を含むと、
徐々に強度が増していきます。
また、基礎工事でも雨が降ることでいいことがあります。
コンクリートは強い日差しにさらされると、
急激に固まって表面にひびが入ることがあるんですが、
雨に濡れて固まる速度が遅くなると、ひびが入りにくくなります。
恵みの雨を受けて、「眺めのいい家」の基礎はしっかりじっくり強くなっていきます。