スタッフブログ
岡山市中区 平屋住宅建築 つながる家vol.8
2018.07.20
みなさんこんばんは。
豪雨災害が発生し、2週間が経とうとしています。自衛隊を始め、消防、警察、役所の方など多くの方が県外から応援に来てくれて復旧、復興に向けて尽力してくださっています。非営利組織だからこそ、迅速かつ的確に多くの方が来て下さっているのだなと感じております。もちろん営利組織の方であってもボランティアで来て作業に当たって頂いている方、電気工事など専門職の方でボランティアで仮設の電気ボックスを付けて回ってくれている方もいらっしゃいます。「いつか返ってくるやろ」という気持ちでされている姿を見て、この人にはいつか幸が回ってくるんだろうなと感じました。何かしたくても、会社組織の一員としてお給料を頂いて仕事をしているので平日は自分の職務を全うするのは当然だと思います。私もその一人です。平時の仕事も待ったなしで進んでいく為、会社として成り立つためには仕方がないことだとは分かっていますが、被災地の為にほぼ何もできていない現状にモヤモヤを感じております。酷暑や極暑という言葉が使われるほど気温が上がり現地での作業も捗らないばかりか、熱中症で搬送される方が後を絶ちません。皆様、どうか自分の体を大切にしてください。頑張らないといけない気持ちはわかりますが、倒れては本末転倒なのでね。できることをできる範囲で支援を”続けて”いきましょう。先はまだ長いです。建築屋としてできることはこれからなので、この業界の人間だからこそできる事をして行こうと思っております。何年かかるかわかりませんが、県内外の被災された方が日常を取り戻すまでは。
所在地:岡山市中区
工事内容:平屋住宅建築
記載日:2018年7月20日
記載者:株式会社木まま 川上
さて、今日は岡山市中区で建築中のつながる家のご紹介です。3月に上棟して、早4ヶ月が経ちました。今週末は完成見学を迎えます。豪雨に耐え、なんとかこの日を迎える事ができ嬉しく思っております。最後の姿をご報告させて頂きます。
まず、外観から。
基本色はグレーの吹付でアクセントとして桧の白木の目板押さえの壁があります。東西に大きな屋根があり、個人的に好きな外観です。植栽を植えるとまた一段と外壁が映えてきますね。
次にリビングから見た中庭です。
リビングは外からの目線を遮るためにコンクリートで壁を作っており、中には部分には芝と木を植えて緑を見ながら生活することができます。フラットで外にでることができ、中と外の繋がりを体感していただける場所です。
キッチンは造作で作っており、キッチンの壁は噂のモールテックスです。サンプルを何度も作ってお見せし、なんとかお客様の思う色に上手く仕上げることができ、安心しております。漆喰やクロスとは一味違う仕上がりになっていますので、お楽しみに。
次に、リビングに付属する和室です。畳のスペースがあると落ち着きますよね。緑色なのも畳の好きな所の一つです。いいですよね。素人みたいなコメントですみません。笑
まだまだ伝えきれない所がいっぱいありますので、良い所見に来て下さい。見つけて下さい。注文住宅ならではの想いを叶える家を目指しております。見てみないと体感できないと伝わらない所が多いのが住宅の現実です。イメージできる材料を増やすことも大切なことの一つです。今回は多くの方に見に来て頂ける予定になっています。完全予約制をとっておりますので気になった方は、予約の連絡を入れてみて下さいね。
N様、長い間お世話になりました。自称木まま検定1級のN様の想いのこもった住宅を建てることができ嬉しく思っております。全てを完璧に叶えることができず多少の心残りはありますが、できる限り頑張ってきたつもりです。これからの方が長いお付き合いになりますが、今後ともよろしくお願いします。