スタッフブログ

岡山県岡山市中区 2階建木造住宅建築 小麦の家 vol.3

2018.10.16

みなさん、こんにちは。株式会社木ままの練尾です。
最近は朝晩すっかり冷え込むようになってきましたね。会社への行き帰りに車のヒーターを入れるようになりました。昼間は暑くて窓全開なのですが。昼間に暑い日は夕方気温が下がると同時に蚊が出現します。10月ですし結構寒いしもう蚊は出ないだろうと思っていたのですが、しぶといです。液体蚊取りの薬剤も残り少ないので、早く蚊が出なくなると良いなと思ってます。

 

所在地:岡山県岡山市中区高屋
工事内容:2階建木造住宅建築
記載日:2018年10月16日
記載者:株式会社木まま 練尾

 

さて、今日は岡山市の街中に建築中の小麦の家のご紹介です。
基礎の様子からです。

木まま 岡山市中区高屋 基礎

基礎の鉄筋が組み終わり型枠を建てた状態です。この枠の中にコンクリートを流し入れて基礎を形成します。

岡山市中区高屋 小麦の家

写真が変形ですみません。
基礎の中のパイプは、床下から建物外に配管を通すためのパイプです。大きくL型に曲がった形の塩ビパイプです。この中に更にフレキシブルに曲がるパイプを通して水やお湯を床下に引き込んだり、逆に排水を外に出したりします。パイプの中にパイプを通しているので、経年により中のパイプが傷んだ場合には抜き替える事が可能です。
写真中央の立上りの鉄筋が切れた所は、人通口になります。本来、建物の土台の下には基礎の立上りが必要なのですが、全ての土台下に基礎立ち上がりを作ると床下が立上りで区切られて分断されてしまいます。そうなると人の行き来が出来なくなり、メンテナンスやリフォームの際の床下配管工事などに支障が出るので人や配管が通るだけの隙間を空けます。それが人通口です。立上りの途中に穴を空ける訳ですから補強が必要になってきます。ナナメに入っているのが補強筋になります。写真では角度的に見えにくいですが下側にも補強筋が入っています。補強筋の数や位置は決められていて、瑕疵保険の鉄筋検査の際に一番にチェックされる所です。鉄筋の下にある石ころみたいなのはスペーサーです。鉄筋はコンクリートに守られていないと酸化して錆びてしまうので、所定の厚みでコンクリートが鉄筋に被さるように規定が有ります。鉄筋検査でチェックされる所です。スペーサーは厚み15センチのコンクリートの中に鉄筋が所定の位置に納まるように調整する為のもので、石ころみたいですが割と重要な役目を担っています。ちなみにこのスペーサー、昔は鉄筋を曲げたものが使われていました。でもスペーサーは下に置いたり型枠に当てて使うものなのでコンクリートに包み込まれない位置に有ります。スペーサー自体が鉄製だとそこから錆びてしまいます。という事で現在では樹脂やセメント製のスペーサーが使われるようになりました。

 

現在は基礎が完了してコンクリートの養生期間に入っています。上棟は来週の予定です。今は大工さんは工場で木組みの下準備中ですが明日からは現場入りして上棟の準備を始めます。

 

 

では今日はこの辺で失礼します。
来週からは又少し暑くなるとの予報も有りますね。皆様ご自愛くださいませ。

ご予約・お問い合わせ

お電話からの
ご予約・お問い合わせ

TEL. 0866-31-5151

平日8:00〜18:00(土日祝も可)

フォームからの
ご予約・お問い合わせ

イベント予約 お問い合わせ