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岡山県岡山市北区川入 和らぐ家vol.2

2019.03.19

みなさんこんにちは。木ままの練尾です。

今日も雨ですね。最近雨が多いですね。春に近づいているのでしょうか。風も強いです。春一番でしょうか。昼間は暑い程の体感になってきましたが朝晩は寒いです。木ままの薪ストーブの薪がなくなりそうです。時期的には無くなっても良い頃ですのでもう終わりで良いかなとも思うのですが、やっぱり朝は寒く出勤したら一番にストーブに火を入れたくなります。なのでどこかで薪を調達しないといけませんね。幸い木ままでは薪にする材には事欠きませんので、もうしばらくストーブのお世話になる事にします。

 

所在地:岡山県岡山市北区川入
工事内容:2階建木造住宅建築
記載日:2019年3月19日
記載者:株式会社木まま 練尾

 

本日は岡山市北区川入で進行中の和らぐ家のご紹介です。
前日まで雨が降ったりやんだりの不安定な天気で心配しましたが、先週の良い日に無事に上棟を終えています。

和らぐ家 上棟

2階床梁が掛かりました。2階も剛床ですので梁に構造用合板の受材が掛かっていて碁盤目状になっています。

和らぐ家 上棟

続いて2階の剛床である構造用合板を貼ります。これを先に貼っておけば足場がしっかりしますので転落や事故のリスクが下がります。勿論その為だけに貼る訳では無いのですが、最近の流れでこのやり方が主流になってから事故が減ったように感じます。安全第一ですよね。その後2階の柱を建てて屋根の形を作っていきます。写真がネットごしですみません。

和らぐ家 上棟

屋根の形が出来てきました。屋根垂木を取り付けています。

和らぐ家 上棟

2階の屋根は大分形が見えてきました。軒先に取り付けてあるのは平小舞という板です。和らぐ家は和風の趣の家です。軒裏にケイカル板などを貼らずに屋根垂木も野地板も下から見える仕様ですので、平小舞も化粧材で杉板を使用しました。最近では余り見かけなくなりましたが、瓦屋根では昔からのスタンダードな施工手法です。和らぐ家は瓦ではなく板金屋根なのですが手法としては同じです。手前は下屋根です。これから屋根垂木を取付ます。垂木が付く所にプレカットで欠き込みを入れています。大工さんが屋根の上でいちいち計って印を付けていくのは手間ですので、予め出来る事はプレカットでしておきます。

和らぐ家 上棟

屋根の上です。一番軒先の板は先ほどの平小舞です。そこから水上に向かって4枚杉の化粧板が張られました。軒裏から見た側が主役なので裏向きに貼っていきます。更に水上側は構造用合板です。ここは外壁より内側で建物内部の2階の天井裏になる所です。隠れる所ですので化粧板は張りません。構造用合板を指定の釘で留め付ける事で水平剛性が期待できます。

和らぐ家 化粧野地

先程の写真の所を下から見上げてみました。軒裏です。垂木の壁際に薄っすら線が入っているように見えますがこれは面戸を入れる為の溝です。プレカットでは無く大工さんが上棟の前日に手加工で溝を掘りました。この溝に沿って垂木と同じ高さの板をはめ込みます。面戸といいます。今のままだと垂木と垂木の間に隙間が有るので雀さんやツバメさん達が屋根裏に入り放題になってしまうので蓋をする訳です。屋根の上はこれからまだ防水用のシートを貼って板金屋根を葺いてと仕事が続きますが軒裏はこれでほぼ完成ですね。

 

では今日はこの辺で失礼致します。
寒暖の差が激しい折です。ご自愛くださいませ。

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