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岡山市中区平井 平屋住宅 だんだんの家 vol.4

2019.03.26

みなさん、こんにちは。木ままの練尾です。
暖かくなってきましたね。先週位までは、暖かい風がむしろ気持ち悪い位の陽気だったり次の日には冷たい雨が降ったりで良く分からない天気に翻弄されていましたが、やっと暖かくなってきましたねと言える陽気になってきた気がします。最近の空模様には本当に悩まされました。先週先々週と続けて上棟の予定があったので本当にヤキモキさせられましたが、見事に上棟当日は晴れてくれまして、さすが晴れ女と自画自賛したりしていたこの頃でした。本当に良かったです。

 

所在地:岡山県岡山市中区平井
工事内容:平屋住宅建築
記載日:2019年3月26日
記載者:株式会社木まま 練尾

 

さて、今日は岡山市平井で進行中のだんだんの家の上棟の様子をご紹介致します。

だんだんの家 木まま 上棟

上棟3日前の土台敷の様子です。上棟予定日の遅くても3日位前には土台を敷いて床下の断熱材を入れて1階の床合板を貼っておきます。上棟当日の手間を省く意味も有りますが、基礎内に雨水が入りにくくするにも有効ですし、足元が平らになる事で安全性も向上し材料を置くスペースも確保できます。上棟当日は材料を吊り上げる為にクレーン車が入るので敷地内が手狭になりますので。それでも置ききれない場合は、始めに組む材料のみ現場に入れておいて、残りの材料は上棟当日に有る程度材料が組みあがったタイミングで材木屋さんに運んでもらう段取りで行います。上棟は棟梁をはじめとする大工さんが主力となって進めるものではありますが、上棟予定に合わせて木材の加工をしてくれるプレカット屋さんや前日に必ず足場を組み上げてくれる足場屋さん、材料を吊るレッカーオペレーターさん、タイミングを計りながら材料の追加搬入する材木屋さん、最後に屋根の防水シートを貼りに来る板金屋さんなど様々な人が上棟当日の天気模様や進行状況を気に掛けてくれています。お施主様にも当日はお弁当の準備などお気遣いを頂いており、それも含めて本当に様々な人の協力で棟上げは成り立っているんだなと思います。
話が逸れましたが、土台と合板を貼ったら雨に濡れないように養生シートを張り付けてその上に材料を置きます。材料もブルーシートで養生しておきます。上棟の前日に足場を組んで、上棟の準備は完了です。

だんだんの家 木まま 上棟

当日は最初にお施主様と棟梁で建物の周囲を清めてからお施主様に最初の1本の柱を打ち込んで頂きます。そこから上棟の開始です。先ずは柱を建てていきます。ここまでは大体は手作業です。

だんだんの家 木まま 上棟

柱が建ったらその上に梁を掛けていきます。この辺りからレッカーが活躍し始めます。写真を見てレッカーじゃないと思われる方もいらっしゃると思いますが、何故か現場ではラフターを「レッカー」と呼んでいます。ラフターに限らず材料を吊る作業に使うクレーン車を全般にレッカーと呼ぶ事が多いです。何故なのか分かりませんが取り合えず慣例に従って「レッカー」と呼んでおきます。

だんだんの家 木まま 上棟

梁が掛かったら今度はその上に束や母屋などの屋根を支える小屋を組んでいきます。

だんだんの家 木まま 上棟

母屋が掛かったらその上に透湿防水シートを貼ります。屋根面に内側から断熱材を吹き付けるので、その止め枠になるシートです。

木まま だんだんの家 上棟

透湿防水シートが貼れたらその上に屋根垂木を取付ます。屋根勾配に沿って流していきます。木ままでは屋根垂木は基本的にはプレカットしますので、長さや継ぐ所などは加工してあります。垂木に番号が書いてありますので番号通りに並べて取付けます。以前にもご紹介したかと思いますが、屋根の端に当たる部分の屋根垂木はプレカットではありません。予め大工さんが加工場ではしご形状に組んでますので、それも順番通りに取付けて行きます。

だんだんの家 木まま 上棟

屋根垂木の上には野地板を貼ります。野地板は構造用合板を釘打ちで留め付けます。

だんだんの家 木まま 上棟

ここで板金屋さんが登場です。手前に居るのは大工さんで奥の人が板金屋さんです。大工さんが野地板を貼り終えた所を追うように板金屋さんがルーフィングという防水シートを貼っていきます。上棟当日にルーフィングを貼る所までいくかどうかは、建物の大きさや形状、空模様や季節にもよりますので実際の所はその時にならないと分かりません。大工さんは行けると思った時点で板金屋さんに連絡をとります。板金屋さんも上棟日はお呼びが掛かるかなと気に掛けてくれていますので連絡を受けたらすぐに現場に駆けつけてくれます。連係プレーで日が暮れる前にルーフィングを貼り終える事が出来ました。

だんだんの家 木まま 上棟

最後はいつも通りブルーシートで建物周囲を養生して終了です。

 

お施主様にはお忙しい中何度も現場に足をお運び下さってお気遣いを頂き本当に有難うございました。
今日はこの辺で失礼致します。

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