スタッフブログ
岡山県岡山市北区川入 和らぐ家vol.5
2019.06.25
みなさんこんにちは。木ままの練尾です。
最近はだんだんと梅雨っぽい天気になってきました。でも中国地方はまだ梅雨入り前なんですよね。例年に比べるとかなり遅いとは思いますが、なんとかもう1週間位はもって欲しいです。天気予報を見るとその望みはかなわなそうですが、希望は捨てません。晴れて下さい!神様お願いします。今の時期は昼はムシムシと不快な暑さですが夜は涼しいですね。木ままの中庭にはテーブルとイスが置いてあるのですが、虫さん達が集まってくる事を覗けば、今の時間帯はここで休憩するととても気持ちが良いです。パソコン持って外で仕事をしたらはかどるかも知れません。自然と共に有る木まま事務所です。
所在地:岡山県岡山市北区川入
工事内容:2階建木造住宅建築
記載日:2019年6月25日
記載者:株式会社木まま 練尾
本日は岡山市北区川入で進行中の和らぐ家のご紹介です。
少しお久振りですので、進んでいます。外部は足場が取れました。取れたてです。これから浄化槽埋設、外部配管と進んで外構工事に入る予定です。左官屋さんはまだ仕事が残っているので、道具が置いてあります。手前からねこ車、その下は舟と呼んでますがモルタルなどを手で練る時に使います。バケツは左官屋さんの定番品です。水を混ぜて練る材料が多いですので、水を運んだり、練った材料を入れたり色々な用途に使用します。一番奥は角度的にほとんど隠れていますがミキサーです。容器の中に羽根が入っていてくるくる回ってモルタルを練り混ぜるのに使います。タル型や円筒型の容器や中の羽根の形状も何種類か有るようですが、目的は同じでくるくる回して練り混ぜる為のものです。大きさはコンパクトで軽トラで運べるサイズなのですが、とても重いです。現場に持って行って使うものですので移動の為の車輪が付いているタイプが多いのですが、それでも重いです。車に載せるのが大変だと思います。これを一人で運べんようになったら引退じゃーと言っている年配の職人もいましたが、左官屋さんは力持ちですね。
内観です。白い壁は漆喰です。いつもの木まま漆喰は細いハケで横に引いた仕上方ですが、ここは違います。うっすらコテ跡を残した金コテ押えという感じです。写真では分かりにくいですよね。すみません。光の当たり具合でコテ跡ラインの見え方が違い表情のある仕上りになりました。スタンダードな仕上方では無いのですが、お施主様のイメージで左官屋さんに頑張って貰いました。お施主様から良い感じですとのお言葉を頂き左官屋さんも喜んでいました。頑張ったのは左官屋さんなのですが、私もとても嬉しかったです。
収納スペースです。玄関奥のシューズクローゼットからウォークインクローゼットに繋がる正に収納の為のスペースです。壁はOSBボードという板です。木材チップを固めて作ったボードで、家具や下地材として使われる事が多い材料です。今回は表面をサンダー掛けで仕上げてそのまま壁に貼りました。これもお施主様のこだわりの部分です。突き当りの赤はクロス貼りです。高い位置にある窓から入る光が赤いクロスに映えてちょっとかっこいいです。比較的濃い色の方が光の陰影がはっきり出ますがそれが良く分かる写真だなと思います。
では今日はこの辺で失礼致します。