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岡山県総社市 〇〇行きの家vol.3
2019.09.03
皆様こんにちは。
私事ですが、先週は体調不良のためお休みをさせていただきました。一時痛みが酷く歩けない状態でしたが今回の症状のおかげで今まで原因不明だった頭痛の正体が判明し、そのことについては良かったというべきなのでしょうか・・・(笑)
所在地:岡山県総社市
建築内容:平屋木造住宅建築
記載者:株式会社 木まま 國分
記載日:2019年9月3日
今回は断熱材についてご紹介します。
木ままでは壁、天井(屋根)などの断熱材は吹付の断熱材を採用しています。吹付断熱とは、温室効果の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場で発泡させる断熱材。水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを発泡剤として使用する、人と地球にやさしい硬質ウレタンフォーム素材です。
硬質ウレタンフォームによる隙間のない施工で高い気密性を実現。細かな気泡構造は吸音性にも優れています。
施工の流れですが、吹付断熱材用の材料を載せたトラックが現場に到着し吹付の準備をしていきます。
トラックに積んでいる黄色いドラム缶の中に吹付断熱用の液体が入っています。
透湿シートに直接吹き付けていくのですが、その前に窓等に吹き付けた断熱材が付かないように養生をして作業開始です。
スプレーで吹き付けると面白いほど一気に膨らみます。柱よりも膨らみすぎた部分はあとからカッターでカットします。
吹付後に断熱材の厚みが確保できているか検査を行い、厚みが不足している箇所については後打ちの断熱材を補充し規定寸法を確保します。青いピンが刺さりきっていればOKです。
建物の大きさにもよりますが、吹付断熱は1~2日程度で作業が完了します。
今回は吹付断熱についてのご紹介でした。