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岡山県総社市 〇〇行きの家vol.4
2019.10.01
皆様こんにちは。
10月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。個人的には秋が一番好きな季節なので長く続いてほしいという気持ちがありますが台風が多くなるので現場側の立場としては微妙なところです・・・
先週に続いて今週も台風が近づいてきているのでまた現場の養生が必要になりそうです。
皆様もお気を付けください。
所在地:岡山県総社市
建築内容:平屋木造住宅建築
記載者:株式会社 木まま 國分
記載日:2019年10月1日
今回は大工工事の床張りについてご紹介します。
床材は無垢フローリングを多く採用しています。フローリングには無垢フローリングと複合フローリングがあり、簡単に言うと無垢とは一枚ものの木、複合とは合板、ベニヤなどを複数枚重ねた部材の上に仕上げ用の化粧の木材を貼ったものです。
・無垢フローリング
無垢材は一枚ものの木の為、調湿作用に優れており夏の湿気によるべたつきや、冬のひんやりとする冷たさが比較的に少ないという良さがあり、風合い、見た目の雰囲気の良さ、木本来の香りが楽しめます。また、複合フローリングと違い接着して作っているものではないので化学物質も少ないという点があります。
デメリットとしては木の伸縮性により隙間が生じやすく反りや割れ、床鳴り、傷がつきやすいなどが挙げられます。床の反りや隙間、床鳴りが気になる方にはあまりお勧めできませんが、それらも天然木の持つ味の一つとして見ればそれほど気にはならないのかなと思います。
・複合フローリング
無垢材と比べると比較的に安価で工場製品の為バラつきのない品質を確保しやすいというところです。また、耐久性があり、傷がつきにくくワックスフリー、床暖房対応のものが多くあり無垢材に近い見た目のものや高級感のあるものもあります。
デメリットとして肌触りや見た目の雰囲気といった面で無垢材と比べると劣りますが、その辺りは好みなので一概には言えないかも入れません。
また、無垢材であれば年数が経過するとともに味が出ますが、複合であれば経年劣化していく、といったところでしょうか。
床材を張っているときの写真です。
床を張る前に壁際などに小さな幅の板がこないように割り付けしてから一枚ずつ隙間、歪みなどがないように注意しながら張っていきます。
ホースの先に付いているものが床材を張るときに使用する道具で、これを使って床材の実(さね)に向けて釘を打ち込んで固定します。
張り終わると直ぐに掃除、養生して床張り完了です。
床張りについてご紹介でした。