スタッフブログ
良いものは褪せない。
2019.10.15
台風が過ぎ去り、
何もなかったかのように晴々とした日が続きます。
気温も下がり、過ごしやすいのか肌寒いのか、
急な変化になまり果てた体は困惑しております。
10月も半ば、
服装は長袖を着始めましたが、夏の装いも多々見られ
自分の服装が間違っているのかという感覚にもなります。
本当におかしな気候になったものです・・・
と言えばおじいちゃんみたいと言われます 苦笑
*おとついの夕方、
事務所の駐車場に某ヤンキー様の車とは正反対の品の良いエンジン音が聞こえたので、
ブラインドの隙間から刑事のように覗いてみたところ、
岡山市中区にて進行中のK様の姿が見えました。
K様のご主人様は小さい頃からお父様の影響もあってか、
クラシックカーが傍にある環境で育たれました。
今では親子でクラシックカーのレースに出るなど、素敵なエピソードを持たれています。
その様子を写真や動画で見せていただきましたが、
何とも言えないカッコよさを感じました。
オートバイやF-1などにはないカッコよさに さらに“ 味 ” が加わるというか・・
いつか実物を見てみたいと思いながらも、レースが行われるのはおそらく、土曜日や日曜日。
土曜日も日曜日も仕事100%なので、それはもう遠い希望です。
ところが、その日が突然やってきてくれて・・・
刑事のようにブラインドから覗いたあと、
事務所の玄関にご家族で来られ、
「ちょっと・・・」的な感じで外に出るよう言われたので、出てみると・・
何でしょう、このフォルム。
何十年も前の車が色々な時を経て、今目の前にあると思うと鳥肌ものです。
これは美術館で何百年も前の名画を観る感覚と似ています。
色々な事を妄想して観るあの感覚。
デザインも現在の車に比べはるかに繊細。
ドアを閉めた時のブリキっぽさがまた良い!
今の車はどれも似たようなデザインに見えてしまいます。
何十年か先、名車としてこのように残るものがあるでしょうか。
良いものは何年経っても褪せないものです。
それは車に限らず、家も然りですね。
住み手と共に年数を重ね、古びた様子が洗練されたような。
そんな家づくり、憧れますね・・・
桝江でした。