夜空に７つ 色とりどり

朝のうち降っていた雨は昼前には止み、
日差しはあったものの、
比較的昨日は涼しい1日となりました。
職人の皆様はこの涼しさで少しは疲れがとれたでしょうか？
先週は真備町のM様邸、岡山市南区のT様邸、
2件のお引き渡しがありました。
これも暑い中コツコツと作業してくださった職人の皆さまのおかげです。
建物は職人なしに造ることができないとつくづく思います。
感謝しかありません。

＊少し前の話になりますが、帰宅途中の出来事です。
いつものように仕事を終え、
いつもの帰り道、
足守川沿いを南へ、2号線バイパスに向かう途中。
その日はたしか19時から20時の間だったでしょうか。
事務所を出て、足守川沿いを走り始めて間もなく、
東の空が光ったように見えたので初めは雷かと思いました。
何も気にせず普通に運転し、
何気なくもう一度東の空を見ると、
その光の正体はなんと打上げ花火でした。

※写真はインターネットより引用

思わず　めっちゃ綺麗！　と誰かに話かけるくらいの声が出てしまいました。
にしても、何故この時期に花火大会？と思いながら車を走らせ、

変わりゆく景色と共に花火は見えなくなりました。
数えた限り見えた花火は7発。
何か久しぶりに綺麗なものを見た感覚が残りました…

…それから後日、
5日前の5月27日の朝、
ちょうど真備町のM様邸のお引き渡しに行く道中、
ローカルのラジオ番組を聞きいていると…
…5月15日の夜、
場所は尾上の神道山で花火が打上げられた件につきまして…
その瞬間、あ！と思い、
足守川沿いから東の空、位置的に
まさに僕が見た花火の事でした。

どうやら黒住教本部さんが未告知で行った企画で、
いわゆるサプライズ。
意味も素晴らしく、
コロナの早期収束と、人々が上を向いて歩み進んでもらえるように…との祈りを花火に込めたと言っていました。

花火は元々、災いなどが起きないように祈りを込めて打ち上げられるものだったらしいです。

その日打上げられた花火は25発。

そのうちの7発、
数こそ少ないですが、
あの夜に見た色とりどりの花火は

今まで見てきた花火の中でも
特別だったということがラジオでわかりました。

粋な計らい、
日本の良いところを見れた気がします。

桝江でした。

長文失礼しました。