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岡山県総社市 vol.1
2020.08.25
皆さんこんにちは。
まだまだ暑い日が続きますね。外に出て少し作業しただけで汗が滝のように噴き出てきます。
岡山市の予報では気温が35度を超える日が続くようなのでみなさんお気を付けください。
所在地:岡山県総社市
建築内容:平屋木造住宅建築
記載者:株式会社木まま 國分
記載日:2020年8月25日
今回は天然砕石パイル工法のご紹介です。天然砕石を使用した環境にやさしい地盤改良工法で次のような特徴があります。
①土壌汚染・地下水汚染が無い
②CO2削減に効果が期待できる
③天然砕石のため将来建物を解体するときの撤去費用が不要
④液状化防止効果に期待できる
⑤リユース・リサイクル
工事の流れですが、まず初めに建物の配置図に基づいて杭の掘削位置に印をしていきます。
草刈りしても着工時には草が写真のように生えてしまい少しやりにくい中での着工となりました。
続いて掘削機をセットして、ドリルを回転させて予定の深度まで地面を掘削します。
この際、事前の地盤調査データと実際の地質に違いが無いか確認します。
掘削し穴を開け終わるとその穴に2センチ程度の天然砕石のみを投入します。
ドリルを掘削時とは逆に回転させ、砕石に圧力をかけながらパイルを形成します。
十分に締め固められた砕石パイルは周辺の地盤に食い込むため、ドリルの直径よりも大きく仕上がります。
最後に、安定計算書通りの支持力が確保できているか、砕石パイルの強度試験(平板荷試験)を行い完了です。
総社市の新築住宅を紹介しました。