スタッフブログ
やっと読み終えた本について
2021.02.25
みなさんこんにちは。(株)木ままの川上です。
最近花粉が飛び始めたのか目が痒い。目薬挿しながら乗り越えて
行きます。そして黄砂が飛ぶと今度は皮膚が痒い。いろんなアレルギー
と戦いながらも生きていきます。
先日の桝江のブログで「川上の前世は武士だったのでないでしょうか」と
ありましたが私の先祖は江戸時代までお墓があるので遡れますが、昔から
山奥で農家を営んでおりました。なので当然、前世は農家です笑
ブログの中で桝江お兄さんに返事してみました。
昨日やっと先日紹介した「生き物が大人になるまで」と言う本を読み終え
ました。寝る前にテレビを見る習慣から本を読む習慣へ変えて早2か月。
テレビっ子で育っていたので帰ったらとりあえず意味もなくテレビを付け
る習慣でしたがめっきり見なくなってしまいました。
「生き物が大人になるまで」という本は、カブトムシが幼虫から成虫になる
過程を書いてある本ではなく、多種多様な生き物(植物を含む)の育児又は
子孫を残す研究から人間の育児に生かせる発想がないかについて書いてある本です。
農家出身の為か最後の一文がとても響いたので、ご紹介を。
「稲作」という言葉は最近できた言葉だそうで、昔は稲が育つように土を耕し
水を引くため用水を作る田を作るのが人間の仕事であくまで稲が育つのは稲の
力で育つのだと。要するに田を作るという発想だったそうです。育つ為に必要な
水の管理、雑草を抜いて稲が育ちやすい環境を作るのが人の役割であくまで育つ
力は稲が自らの中で育つ。近年では、化学肥料を与えたりなんやらかんやらする
なかで人間が稲を育ててやっているという発想から稲作という表現になったそうです。
「子育て」子どもは自分でなくても寝返りから始まりつかまり立ちし歩きだす。すなわち、
育っていく力は自分の中にある。親が育てるという風に思うと思うように育たない
とイライラしたりうちの子はうんぬんかんぬん言い始めてしまうのかなと。
田を作るのと同じで育つのはあくまで子供の自らの力で、育つ為の環境を整える事が
親の役目であると。育つ為の環境作り。
うちの親は今思えばやりたいことをやらせてくれて、すべて自分の意思でやりたい
ことをやらせてくれていたので環境を作ってくれていたんだなと
改めて親に恵まれていたのだと思わされました。感謝はさせるものではなく、される
もの。利他の心を持って接すれば自ずと感謝される。親には感謝ですね。
なんだか長くなったので今日はこの辺で。それではまた来週。