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岡山県岡山市 vol.3
2021.03.23
皆さんこんにちは。
今回は岡山市で建築中の物件で大工工事の土台敷きの紹介をしていきます。
所在地:岡山県岡山市
建築内容:2階建て木造住宅建築
記載者:株式会社木まま 國分
記載日:2021年3月23日
まず初めに基礎の直ぐ上に載る土台という木材の位置を出すために大工さんが墨出しを行います。
その墨出しをした印に合わせて土台を敷きます。
その際に基礎の上から突き出ているホールダウンアンカー(長いボルト)とアンカーボルト(短いボルト)の位置に合うように土台に穴を開けていきます。
ホールダウンとは基礎と柱を繋ぐ金物でアンカーボルトとは基礎と土台を繋ぐ金物です。
ホールダウン及びアンカーボルトの数だけ土台に穴を開けると基礎の上に通気の為の基礎パッキンというものを敷き並べてその上に土台を載せていきます。
基礎の立ち上がりの無いところについては土台と同じ大きさの大引きという木材を付けその大引きを支えるように鋼製の束を取り付けます。
土台・大引きなどの木材を組み終わるとその間に繊維系の断熱材を一枚づつ丁寧に床下全面に取り付けます。この断熱材が夏の暑い空気、冬の冷たい空気が床下から侵入しないように防いでくれます。
取り付け終わるとこんな感じです。↓
断熱材をすべて入れを終わるとその上に構造用合板を敷いて養生をして土台敷き終了です。
土台敷きが終わった後は上棟日までに当日に使用する構造材を現場に入れたり仮設足場を組んで上棟を迎えます。
岡山市で建築中の2階建て木造住宅のご紹介でした。