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葉っぱの役目
2024.09.19
こんにちは。株式会社木ままの竹田です。
最近、庭木に水やりをしていると、まだ緑の葉っぱがハラハラと落ちていきます。
大丈夫なのかな!もしかして木が弱ってきている?!
心配になったので、少しネットで調べてみました。
植物は根から水分を吸い上げて葉の裏にある気孔から排出しています。
秋になって気温が下がってくると、根の働きが弱くなって水分の吸い上げが減っていくそうです。
水分の吸い上げが減ったにもかかわらず、気孔の数がそのまま同じだと、
排出する水分量の方が多くなってしまって、植物自体が乾燥して枯れてしまいます。
排出する水分を減らすため、植物自体の水分量を保つために葉を落として水分の排出量を調整しているのだそうです。
枯れたから葉が落ちると思っていましたが、
枯れないためにも、葉を落とすんですね!
この歳にして、目からウロコです!
そういえば、春先にコナラの枯凋性(こちょうせい)についてご紹介させていただきましたが、
これは、新芽を外敵から守るために敢えて枯れた葉を落とさずに保つ性質でした。
葉によって、さまざまなことを調整して生きている植物。
改めて、奥の深さを感じました。