スタッフブログ
つむぐ家vol.2
2016.11.11
みなさんこんばんは。㈱木ままの川上です。
先日発生した、博多の道路陥没事故はまだ記憶に新しいかと思います。地下のトンネル掘削中に軟弱地盤が崩落し、大量の土砂が地下水と共に掘削したトンネル内に流れ込んで、道路が陥没してしまいました。昼夜問わず突貫工事で道路の復旧工事が進められ、来週には開通するそうです。本当に早朝の事故で人身被害が無かったのが不幸中の幸いでした。
地質にも様々あり、粘土質の不透水の軟弱地盤、砂礫層の透水層、岩盤などの強固な不透水層など、様々な層が有ります。住宅の業界でもこうした地層の調査をし、新しく建てる家が耐えられる地盤で有るか十分な調査を行っています。場合によっては、杭を施工し地盤補強を行います。
先日着工した、Y様邸ですが、頭高山の麓ということもあり、地質は見事に地山でした。申し分無い強度のある地質です。基礎工事や擁壁工事は一度土地を掘削し地中に埋めますが、その際の掘削作業が非常に大変な程です。
写真の様に非常に硬い地盤です。重機が無ければとてもではないが、掘れません。改めて重機の凄さを感じました。建設現場では欠かせない重機。大きなものから小さなものまで活躍しております。昔から建設重機が好きでした。だから、この業界に興味を持ったのかもしれません。笑
さて、少し話がそれましたが、Y様邸は基礎前の造成工事に取りかかっております。ブロックを突いたり、土留めの擁壁の施工を進め、行政チェックの後、基礎工事に取り掛かっていきます。年内棟上げに向かって工事を進めております。これから、長い期間お世話になります。よろしくお願いします。