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なごみの家 ホッ。 in総社 vol.2
2017.03.03
みなさんこんばんは。㈱木ままの川上です。
3月に入り、日中は暖かくなり春が近づいてきているのを感じる今日この頃です。学生たちは卒業のシーズンですね。卒業というと別れの時期で淋しいイメージがありますが、4月になるとまた新たな出会いが待っています。出会いあれば別れあり。親友は卒業してもずっと付き合いのある友達だと思っています。私にも数少ないですが、そう呼べる友達がいます。3月11日の結婚式が間近に控えて、この半年間準備に勤しんで来ましたが、なかなか連絡を取らない懐かしい友達と話したり、飲みに行ったりするといろんな人に出会って今まで成長してきたんだなと感じました。これからも出会いを大切にしていこうと改めて感じました。
さて、今日は総社に建築中のO様邸の状況をご紹介します。
2月から基礎工事を着工し、3月13日の棟上げに向けて工事を進めております。まずは、砕石敷きの後に防湿シートを施工している写真です。
地面からの湿気を防ぐ為にシートを貼っています。木造は湿気が大敵なので地面からの湿気はこのシートで防止しています。
次に、配筋の様子です。
基礎は鉄筋コンクリート造です。コンクリートは圧縮に対して力を発揮しますが、地震が来た時には引っ張りの力を受けます。その際にこの配筋が作用し家を守ります。べた基礎という工法なので上屋の力を面で支えています。
次にコンクリート打設状況です。
コンクリートはセメントと水、粗骨材、細石材で構成されています。ホースの先から出てきただけでは、上手く混ざり合っておらず、尚且つ空気が過剰に含まれています。バイブレーターという機械で振動をあたえ、万遍なくコンクリートを行きわたらせると共に空気を抜きみつじつなコンクリートにしていきます。細かいことを言えばまだまだあるのですが、今日は辞めておきます。
ここで重機の紹介です。
コンクリートを現場まで運んでくるミキサー車が奥の車です。道が狭いため小型車ですが、コンクリートが固まらないように荷台を回転させながら、現場まで運んできます。糸魚川の大火災の現場では消火用の水が無くなり消火活動に支障が出たとき、このミキサー車で水を運搬し消火活動に力を貸したそうです。大型だと4立米以上積めるので満載にしてピストンで水を運んだそうです。
手前に見えているのが、コンクリートポンプ車です。運んできた生コンを圧送しホースの先から排出します。この機械を使うことでコンクリートを遠くへ持っていけるのです。このポンプ車も小型ですが、東日本大震災の際にはジャンボと呼ばれる10t超の大型ポンプ車で原発の消火活動に力を発揮したそうです。
重機ってすごいですよね?重機好きの豆知識でした。
今日はここまでにしておきます。
それではまた来週。