2017年の棟上げ第4弾

みなさんこんばんは。㈱木ままの川上です。

梅雨入りしましたね。今週の日曜日は雨の模様です。昨年は梅雨らしい梅雨で雨が毎日降って一向に現場が進まなかった記憶があります。一か月耐え忍ばなければなりません。しかし、工期は待ってくれません。合間をみて進めていくしかありませんね。頑張ります。天気を司れたらどれだけいいかとか考え始めるんだろうな。まぁ、無理ですけど。。。

さて、今日は玉島でのリフォームの現場の紹介です。6月頭に棟上げを実施しました。増改の現場なので水回りだけですが、古くなっていたRC造の建物を壊して、木造で建て替えています。新築と違って取り合いがいろんなところで出てきます。基礎、軸組、外部、内部全て取り合いがあります。既存に合わせていくしかないので、現場で調整しながら進めています。

棟上げ当日は朝から晴れ、少し暑いぐらいの陽気のなか棟上げを開始しました。まずは、柱を建てていきます。

その後、桁を繋ぎ、束を建て、母屋を組んでいきます。小規模なので、私も少しお手伝い。重機が入らないので、手起こしです。大の大人三人掛かりでようよう桁を持ち上げながら進めていきました。重機の素晴らしさを感じました。建設重機好きだから尚更感じていました。

化粧の垂木、化粧の野地板だったので、慎重に扱いながら屋根の施工を進めました。難しい施工も難なくこなす棟梁。さすがです。

現在は、晴れの日は外で紙を貼り、ラス地という外壁モルタルの下地を施工しています。屋根の瓦も葺いていっています。梅雨に入りましたが、雨が続く前になんとか外部が形になるよう進めて行っています。

最後に、取り合いって何？って思われたかたの為に。

写真の左側が新しく増築する方で、右側が既存の母屋です。屋根と屋根がぶつかるところ。そこが取り合いと言われる所です。瓦同士をぶつけることはできないので、板金で谷を入れ、水が流れる道を作ってあげて降った雨が排水されるよう施工していっています。

6月中にはお引渡しできるよう進めて行っています。雨との戦いにはなりますが。また、完成したころにご報告できればと思っています。

来週は、庭瀬で施工中の現場の棟上げの様子をご報告予定です。

それでは、また来週。