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面倒くさいという提案
2017.12.13
晴れの国岡山も気温が1ケタになるなど、寒さが増してきました。
木々の葉っぱも落ち、本格的な冬の訪れといったところでしょうか。
僕の家では毎年この時期、
庭の落葉樹から落ちた葉っぱを家族みんなで掃除するのを恒例としています。
面倒くさいながらもどこか楽しみであり、
1年の終わりを感じながらしみじみとホウキや熊手で落ち葉を集めます。
今の住まいは、掃除はロボットがしてくれ、明かりはリモコンで消し、
お風呂も設定ひとつで勝手に溜めてくれます。
非常に楽で、快適・・・ でしょうか。
便利すぎる世の中ができあがりつつある以上、仕方のないことだとは思いますが、
何か機械的であり、物足りなさすら感じてしまいます。
ほんの少しの面倒くさいも楽しみの1つとして提案していけたら、
設計ももっと楽しく自由な発想が生まれそうな気がしますが、そういう訳にもいきませんか・・・
ここでいう面倒くさいとは、“ 人 ( 自分 ) が動く ”という部分なのかもしれません。
木ままの家では建物だけでなく外観も計画します。
木を植えることで、夏は日陰をつくり涼を得て、
冬は葉っぱの落ちた木から太陽の光を取りこみ暖をとります。
落ちた葉っぱは・・・
“面倒くさい”もやり始めたら意外と楽しいですよ。
何事にも共通する気がします。
寒がりの冬好き 桝江でした。