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散歩の楽しさ☆
2018.03.15
本日は最高気温が20度を超え、
少々暑いと感じつつも過ごしやすい1日となりました。
日中は暖かく、夜はほんの少し寒い、春は花粉さえなければ本当に良い季節だと思います。
毎日がお出かけ日和、そんなことさえ思います。
今日は休日ということもあり、
ちょっとした調べものをするため、岡山県立図書館に行きました。
その後、春の心地よさに誘惑され図書館周辺、県庁通りをぶらりと歩いてみることに。
めったに歩くことのない場所にどこか新鮮さを覚え、だんだん楽しくなっていきました。
昔から変わらない風景の中に新しくオープンしたと思われる洋食屋やカフェ、昔から在り続ける飲食店やお菓子やタバコ屋まで、こんな所にお店があるんだといった発見など。
散歩の楽しさは何かしらの発見があるといったところにあるのかもしれません。
どこか懐かしさを感じながら、気づけば2時間近く歩き続けていました。
その中でも特に楽しいと思えたのは、
建物の外観、路地裏の雰囲気、建物と道路の関係を見ることでした。職業病かな・・・
正直、現在の建築よりも昔の建築のほうが参考になります。
きちんと何年先を見据えた計画がなされているのではないかと思うのです。
住宅の室内でいえば、フローリングや家具、扉の汚れかたや傷みかた、外部では外壁の汚れかたや、植物の成長、周辺環境との調和など・・・
そこまで計算されているとはとても思えませんが、
そんなことを考えながら設計ができるようになるには何年かかるのだろうとか、そうできるようになれば楽しいだろうなとか、
色んな妄想をしながら歩きました。
実際、そんなのんびり設計する時間はありませんが 苦笑
ただ、つくづく思うことは
建物の完成というのは、建物が建った時ではなく使い始めて2~30年が経った時なんだろうなということ。
そんなことを考えた一日になりました。
思いがけず撮った写真は、30年以上前からある住宅だそうです。
掃除をしていたおば様に話しかけたらそう言われました。
植物は成長し、適度に外壁は汚れ、赤色の扉が目を引きます。
玄関は伸びた樹木をくぐって一番奥に・・・
改めて建築はおもしろい。
桝江でした。