スタッフブログ
注文住宅ならではの・・・
2018.04.12
何もないところから始まり、
お客様と共に考え、同じ過程を共存し、
それが形になり、その先もつながり続ける。
これは建築にしかないことだと思います。
特に住まいに関して言えば、建物だけではなく住み手の生活をもヒントに設計を行うため、
その関係はより深いものになるのではないでしょうか。
その同じ過程を踏んでいく段階で唯一伝わりにくい部分、
紙の上でやりとりをする計画中の段階は、スケール感や空間のイメージが掴めず
数字を見てもぼんやりとした感覚を覚えることだと思います。
それをいかにわかりやすく説明するのも僕たちの仕事になるのですが、
これがなかなか難しくて・・・
前にも言ったことがありますが、
部屋の高さや広さに関しては図面に記入してある数字を実際に
現在住まわれている家で測るという作業が1番効果的であると思います。
あと言葉で説明をするときは、
なるべく専門用語を使わず、わかりやすい言葉で説明できるようにと思っています。
また、木ままでは建物を立体的にイメージしていただくために模型つくるようにしています。
注文住宅やデザイン住宅の建物は単純な形状とは異なり、複雑にデザインされた部分を持ち合わせるため、
実際により近い状態を見ていただくことになります。
これはこれから着工していくY様邸。
紙の上で立体をつくるのではなく実際に立体をつくるので、
手元で色んな角度から見ることができます。
Y様邸が実際どのようになるかは、もう少し先になりそうです・・
このように設計段階から、
少しずつでもイメージしていけるような工夫を考えながら計画を進めていきます。
現在進行中のお客様も、
これから木ままを考えてくださっているお客様も、
なるべくわかりやすくお伝えする工夫を考えていきますので、
クスッと笑えるリラックスした環境のなかで、楽しく計画していきましょう。