スタッフブログ
日差し対策
2018.06.15
こんにちは。株式会社木ままの竹田です。
梅雨の晴れ間。なんだかさわやかな日が続いていますね。
じめじめじとじと梅雨の日々はどこへやら。
ちょっと拍子抜けな感じすらします。
梅雨の晴れ間って、空気中の汚れが雨で洗われているせいか、
いつにも増して日差しが強く感じませんか?
太陽が顔を出すのがまちまちなので、紫外線対策を油断しがちですが、
しっかりケアしたいものですね。
ちなみに、乾燥している所に紫外線が当たると、肌には大ダメージになるそうですので、
梅雨の時期もしっかり肌を潤わせておきましょうね。
今日は事務所で平屋のお宅を設計中。
こちらのお宅は南に田んぼが広がっていて、
あまり外からの目線を気にしなくても過ごせる場所に建てられます。
また、東西に長い敷地なので、南面にしっかりと窓を付けることが出来ます。
大きな開口を設けて、お庭も部屋の一部として取り込む設計。
日差しをしっかりと取り入れて、光溢れた空間になります。
ただし、日差しが入りすぎるとちょっと困ることも出てきますね。
夏場の強い日差しはお部屋を熱し、いくらエアコンをきかせても暑くて過ごせない…。
日差し対策として、日本建築では古くから軒をしっかりと出すということがされてきました。
木ままの家づくりでは、この先人からの知恵を活かした「のきいえ」を提案しています。
夏の高い太陽からの日差しは防ぎ、冬の低い太陽からの日差しは取り入れる。
軒の出によって、お部屋の環境はずいぶんと変わってきます。
また、窓の性能自体による日差し対策も出来ます。
Low-Eガラスって聞いたことがある方も多いかと思います。
このガラスは表面の金属の塗膜が日差しを反射し、お部屋の中が熱せられるのを防げるもの。
タイプによっては紫外線をカットできるものもあります。
10年ほど前は、Low-Eガラスはかなり高価だったんですが、
ここ最近は、以前に比べて安くなってきています。
大きな窓を設けたいけど日差しが気になる、
お部屋の中では紫外線を気にせずに過ごしたいという方は、
「のきいえ」+Low-Eガラスの対策をお勧めします。