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岡山県玉野市 2階建木造住宅建築 海辺に建つ家 vol.4
2018.08.07
みなさん、こんにちは。株式会社木ままの練尾です。
今日も暑いですね。毎日本当に暑いのですが、現在建築中の「海辺に建つ家」では少し風が涼しいような気がします。海風が心地よく朝はむしろ清々しい感じです。昼間は流石に太陽に負けてしますが。
こう暑いと冷たいものが美味しいですよね。最近では事務所でもアイスじゃんけんが定番です。負けた人がアイスを買いに行くという古典的且つしょうもない賭けですが、みんな割と本気で挑んでいます。今日も木ままは元気です。
所在地:岡山県玉野市
工事内容:2階建木造住宅建築
記載日:2018年8月1日
記載者:株式会社木まま 練尾
さて、今週は玉野市に建築中の「海辺に建つ家」のご紹介です。
屋根仕舞はほぼ終了し、サッシを付けて外部を整えている所です。今週は断熱材の吹付をしましたので、そこまでの工程をご紹介させて頂きます。
内部の様子です。サッシ窓が付いて、筋交いや金物の取付も完了しています。ど真ん中の大きなバッテンが筋交いです。これはダブルの筋交いでバッテンですが、片方だけで斜め1本の筋交いも有ります。全体の壁量とバランスを計算して筋交いは配置されています。筋交いを留める金物も壁倍率によって決まっているので違う金物を取り付けると金物検査をクリア出来ません。今回も無事金物検査をクリアして次の工程に進む事が出来ました。
外部の様子です。透湿防水シートを張り通気胴縁を取り付け、サッシを付けたらその廻りに木製の額縁を付けます。外壁はモルタルを塗りますので、その下地となるラス地を張っています。
大工さんが外で外壁の下地仕事をしている間、水道屋さんは給排水の配管を、と電気屋さんは引き込み口から内部への配線を行っています。木ままではおなじみの断熱材吹付に備えての設備の仕込みです。
断熱材吹付です。一日で2階部分の吹付が完了しました。こちらは2階建てですので2日掛かります。
上から突き出ている棒は天井を吊るための吊り木です。断熱材が吹き付けられると構造躯体が隠れてしまい天井を吊りにくくなってしまう為、予め仕込みをしています。今後、この吊り木に天井の下地となる垂木を留め付けて天井を形成していきます。
左端にチラリと映り込んでいる職人さんは、吹付時に飛散して柱などに付いてしまった断熱材を清掃してくれています。ビニールで養生して飛散しないようにして吹付ますが、どうしても養生の隙間から多少の漏れは有りますので吹付後清掃しているのです。
そういえば、皆さま断熱材の吹付に興味がおありの様で、見学をご希望される方が多いです。ですが私は毎回出来るだけご遠慮頂くようにお願いしています。理由として、中は養生してビニールハウスのような状態になっているのでそもそも中をご覧いただく事自体が出来にくい点、上にも書きましたが養生してもどうしても材料の飛散が有りますので、細かい粒子が体についたり吸いこんだりするのが心配な点が有ります。作業員は宇宙服のような防護服とマスク・ゴーグルをして作業していますので大丈夫なのですが。
そんな訳でいつもお施主様をがっかりさせてしまうのですが、本当に申し訳ありません。
今回は2階が1階より跳ねだした部分が有りますので、そこも断熱材を吹き付けます。外から見たら軒裏に当たる所ですが、内から見ると2階の床面に当たりますので断熱が必要です。
養生が終わった所です。ビニールハウスみたいになっています。このビニールハウスの中に入って上面の木が見えている部分(つまり2階の床下に当たる部分ですが)に吹付作業を行います。作業員は、それで無くても暑い上に防護服も来ているので相当暑いと思います。本当にご苦労様です。
今日はこの辺りで終了です。
ここまで来て肝心の断熱材を吹き付け中の写真が無くてすみません。
皆さま、熱中症にはお気を付け下さいませ。