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嘘のような本当の話
2018.10.25
今日は休日。
何に疲れているのかわからない謎の疲れに体は重く、
今日は何もせずじっとしていようと2度寝をしようとしたところに一本の電話。
明るめの声で、「桝江くん何しょん?」
声の主は過去にお世話になった左官屋さん。
まだ7時前。これから寝るのに・・・
年配の職人さんは早朝に勝手に目が覚め、人の都合などお構いなし 笑
今日は現場が休みだから、ちょっとドライブでもせんか?というので、
リフレッシュもかねて、ま いっかと。
言い方は悪いですが、朝からおっさんと2人でドライブです、軽トラで 笑
生まれ育った実家を案内したいとのことで、
向かう先は岡山県の北部にある美咲町、の山奥。
山奥?と思いながら、
意外にも車内では昔話に花が咲いたりで まあまあの盛り上がり 笑
途中、休憩がてら道の駅に寄るとこんなものを発見。
田舎で行うハロウィンは、とりあえずカボチャを並べとけ的な・・・
雑な感じが良いですね。
目的地の近くにはおしゃれなパン屋さんも。
今日は閉まってましたが、知っている人もいますかね?
岡山から車で、
言い方は悪いですが、おっさんと2人 軽トラで約1時間30分。
ようやく目的地。
本当に山奥へ入っていきます。
雨の後のせいか、タイヤが空回りし始めたので
車を降りて徒歩に。疲れているというのにお構いなし。
こんなところに本当に住んでいたのかと思いながら山道を歩きます。
嘘のような偶然、こんなものを見つけて一瞬ほっこりするも、今度は竹やぶの中に・・・
すると次の瞬間、
これが実家?
ちょっと不気味ながらも、まだ形があることに驚き。
中学生までここで暮らしたと言われ、度肝を抜かれました。
当然電気は通っておらず、
ローソクとランタンみたいなもので灯りをつくり、
水道は下から父親が配管していたので使えたそうですが、
世の中、嘘のような本当のことがあるのですね。
当時の色んな思い出を語っている、
64歳の友達の楽しくも切なげな表情が印象的でした。
こうなる前はどんな建築物だったのかも気になりますが・・・
ちょっとした肝試しにも感じた
桝江でした。