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岡山県岡山市中区 2階建木造住宅建築 小麦の家 vol.7
2018.12.18
みなさん、こんにちは。木ままの練尾です。
本当にすっかり寒くなってきましたね。ここ数日はお天気も余り良くなかったですが、冷たい冬の雨に変わってきた気がします。空気も乾燥してピリピリと肌に差す感じになってくると本格的に冬だなあと思いますね。と書いた所で天気予報を確認したら何と週末の予想最高気温が16℃とか。この温度変化は結構体に堪えますね。頑張ります。
先日車のオイル交換をしました。私は通勤も現場もマイカーなので走行距離は半端では有りません。この2月に新車を購入したばかりなのですがもう3万km近く走っています。なのでメンテンナスは欠かせないのですが、ここの所バタバタしていて点検もオイル交換も行く時間が取れなくて、気が付いたら前回のオイル交換から1万km以上走っていました。やっとオイルとエレメントの交換をして貰いエンジンを掛けたらびっくりです。何と静かな事か。思わずうわーっと声が出てしまいました。エンジン音は静かだし出足もスムーズ、心なしかハンドルさえ軽い気がしました。オイル交換でこんなに変わるなんて。逆に言えば今まで相当車に負担をかけていたのだなあと実感。ごめんねマイカー。これからはちゃんとするよ。取り合えずは次にミッションオイルを交換してあげるつもりです。本当は2万km位で一度換えたかったんですが。大分過ぎてしまってるので早めに行くことにします。
所在地:岡山県岡山市中区高屋
工事内容:2階建木造住宅建築
記載日:2018年12月18日
記載者:株式会社木まま 練尾
さて、今日は岡山市の街中に建築中の小麦の家のご紹介です。
前回のご紹介から少し間が空いてしまいました。現在は内部は大工さん、外部は左官さんが頑張ってくれています。
2階の様子です。2階はほとんど大工工事は終了しています。この後は電気屋さんがコンセントやスイッチが付く部分に穴を空けていきます。壁の中にはボードを貼る前に予めコンセントなどの器具を取り付ける為のプラスチック(金属製のタイプも有ります)の箱型のボックスを仕込んであります。このボックスは電線や配管を通す為の穴やコンセント等の配線器具を固定する為のネジ穴の加工がされている物で、ボックスをコンセントなどの取付けしたい位置の柱等に固定して、電線をボックス内に引き込んでおく事で壁内の電気配線の仕込みとなります。仕込みが終わったら大工さんがボードを貼っていきますのでボックスは壁の中に隠れてしまいます。今の写真の状態ですね。ボードを貼った後にボックス位置を探すのは最近は磁石を使っている職人が多いようです。ボックスには専用の磁石片や金属テープなどを取り付けられるので、仕込みの時にそれを付けて後から探しやすいように準備しておきます。最近では本当に便利な道具が有って、ボックス中央に仕込んだ磁石を探知機で探してその位置にマーキングまで出来るのです。マーキング位置がボックス中心になるので、そこを中心に小判型ホルソー(長丸形にくり抜く事が出来る器具です)を当てると簡単に壁に穴を空けられます。職人さんはそれぞれ自分が使いやすい道具を愛用しますので、皆が同じ道具を使っている訳では有りません。同じような機能でもメーカー違いによる使い勝手の好みもあるようですし。なので同じコンセント用の穴あけでも小判型だったり雪だるま型だったり四角だったり色々です。ちなみに四角い穴は手作業で空けている場合が多いです。必要な開口の大きさに合わせた専用のゲージ(これも磁石が付いていたり水平レベルを確認できたり中心を出せる穴が有ったり意外と多機能です)を使って印をつけて、引き回しと呼ばれる細いボード開口用のこぎりを使って手作業で穴を空けます。ちょっと前までの一般的な方法ですが、便利な道具が出てきても、このやり方が一番確実だと言う職人もいます。家の性能や仕上りに関係する所では無いのでどれが良いも悪いも無いのですが、単純に職人の個性が出て面白いなあと思います。
1階はまだまだ大工さん頑張り中です。建具枠が大方終わって壁下地に入ろうかという所です。ちなみに手前の台は大工さん手作りの作業台です。造作材の組立や加工したりカンナを掛ける時にも活躍する台です。造作材が終わって天井や壁の作業に移ったら邪魔になるので撤去されます。
遠目ですが外部の様子も。現在は左官工事の最中です。ラス網を貼って下塗りの途中ですが、最近のお天気に振り回されています。今週の天気予報も芳しくないのでちょっと心配ですが私は晴れ女なので(笑)きっと大丈夫です。年末までに外壁モルタルを仕上げて正月中に養生したいので左官屋さん宜しくお願いします。
では今日はこの辺で失礼致します。